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マイクロソフトのゲイツ会長とバルマー CEOが、Windows 7のデモを公開

 
  • 2008-5-30(金)

 5月27日から5月29日の日程で行われた「Dカンファレンス」で、マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOとビル・ゲイツ会長が、Windows 7のデモを公開しました。Windows 7はVISTA後継となるWindowsOSで、これまで何度かにわたってコードネームと開発プランが明らかになっていました。
 公の場でデモが実際に行われるのはこれが初めてです。
 実演されたのはマルチタッチ機能。ハードウェアはデルのLatitude XTタブレットを使用しています。

 マルチタッチ機能というのは、指でパソコンのスクリーン上のある部分にタッチペンや指で触れ、パソコンに命令を与えていくという仕組みです。JRや私鉄で切符を買ったり銀行やコンビニのATM機で画面に触れて処理をしていくのがありますね。あれをパソコン上で行うものです。これまでもこの入力方法はあったのですが、これまでのものはタッチパネル方式と言って、スクリーン上の一箇所に触れての命令しかできませんでした。たとえばキーボードなら、Ctrlキー、AltキーDELキーを同時に押してWindowsのタスクマネージャを呼び出したりします。タッチパネル方式はこういった処理はできません。
 これに対しマルチタッチ機能は複数の箇所を同時に触れて命令を実行することができます。ゲームのパッドなどでAボタン、Bボタン、Lボタン、Rボタンを同時に押して特定のコマンドを行うなどというようなこともスクリーンからできます。
 全てのモニターでマルチタッチが行えるわけではなく、マルチタッチ機能に応じたモニターを用意する必要があります。そのため、今回のデモでマイクロソフトはデルのLatitude XTタブレットを用意したわけです。
 
 Windows 7は新しいカーネルではなく、Windows Vistaをベースにし、改良を加えていくもののようです。カーネルというのはOSのコアの部分、自動車でいうとエンジンに当たります。カーネルの基本部分が同じなので、Windows Vista推奨のハードウェア、アプリケーション、デバイスはそのままWindows 7でも動作するようです。
 Windows 7のリリースは2010年1月を予定しており、作業は計画通り順調に進行しているようです。
 マルチタッチ機能ですが、アップル社が2007年1月にiPhoneで導入しており、さらにiPodにマルチタッチ機能をつけたiPod touchも同年9月に発売しています。今年の1月にはマルチタッチの機能を持ったMacBook AirとMacbook Proを開発・販売しています。マイクロソフトのWindows 7はアップルの真似をしているだけという冷ややかな声もあります。過去には、Windows3.1もMacのGUIを真似ただけのものという批判もありました。テクノロジーの世界ではアップル社がマイクロソフトよりも先行しているようです。

参考記事
ゲイツとバルマー、Windows 7を披露 マルチタッチのデモを公開

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