長者番付で有名なアメリカフォーブス社が今年3月に発表したデータによると、史上最年少の億万長者は、24歳のマーク・ザッカーバーグ氏。3月時点では資産約1560億円。相続を除いた自力での「ビリオネア(10億ドル以上の資産家)」としては史上最年少。
そのマーク・ザッカーバーグ氏が5月に初来日。19日に記者会見を開きました。5月の段階では、氏の所有資産は推定で4680億円。
では、マーク・ザッカーバーグ氏は、どうやってこれだけの巨万の富を築いたのか?それはSNSの設立です。SNSというと日本でもなじみになっているミクシイ(mixi)などもそうです。
マーク・ザッカーバーグ氏は、ハーバード大学在学中の2004年にフェースブック(FaceBook)というハーバード大学の在学生向けの小さなSNSを創業。無料で利用できる学生向けSNSとしてたちまち人気が出て、アメリカの大学生を中心に急速に利用者が拡大。
現在の利用者は世界に約7000万人。世界第2位の巨大SNSとなっています。(ちなみに首位は同じくアメリカのMySpace)。19日からは日本語版のサービスも開始。今回の来日はそのプロモートです。
フェースブックの特長はユーザーが実名で利用することによる情報の信頼性。普通、SNSのユーザーはニックネームを使うことが多い。また居住地、年齢、生年月日なども伏せている人が多いようです。これに対し、フェースブックは原則で実名登録することが最大の特徴。顔写真も掲載します。プライバシー問題については、情報を開示する相手を細かく設定できる機能が充実しています。フェースブックが個人情報の非匿名性にこだわるのは「偽名なら情報も偽りに違いないし、情報も共有したくないという一般の人々の至極普通の感覚を大切にしているからでしょう。こうしたスタンスが評価され、短期間での爆発的な普及につながったのでしょう。
ところでマーク・ザッカーバーグ氏の資産の内訳について。
フェースブックの株式の時価総額は50億ドル(約5200億円)と試算されています。ザッカーバーグ氏は株式の30%を持つことから15億ドルと資産が推定されました。
また、米マイクロソフト社が07年にフェースブック株の1.6%を2億4000万ドル(約250億円)で取得。これを元に計算すると時価総額は150億ドル(約1兆5600億円)。同氏の資産は45億ドル(約4680億円)となっています。
ちなみにフォーブス社発表の2008年世界長者番付で、首位は米投資会社バークシャー・ハザウェイを率いる著名投資家ウォーレン・バフェット氏。資産は推定620億ドル(約6兆4500億円)。2位はメキシコ人富豪のカルロス・スリム氏で、資産は推定600億ドル。3位は、米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長で、推定580億ドル。
日本人はどうかというと、
1位......山内溥(任天堂相談役):78億ドル
2位......森章(森トラスト社長):77億ドル
3位......毒島邦雄(SANKYO取締役相談役):54億ドル
4位......佐治信忠(サントリー社長):53億ドル
5位......孫正義(ソフトバンク社長):51億ドル
6位......柳井正(ユニクロ(ファーストリテイリング)社長):47億ドル
7位......糸山英太郎(新日本観光会長):45億ドル
8位......三木谷浩史(楽天社長):38億ドル
9位......滝崎武光(キーエンス会長):32億ドル
10位......武井ひろこ(武富士武井保雄元会長の妻):31億ドル
となっています。
参考記事
・ Facebook日本語版が登場――来日したCEO「リアルな人間関係で情報共有の輪を広げてほしい」
・24歳資産4680億円、史上最年少の億万長者って?
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