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マーク・クルーン投手 NPB最速の162km/h

 6月1日に福岡ヤフードームで行われたソフトバンクホークス対読売巨人軍の試合で、巨人軍のリリーフ投手、マーク・クルーンが10回裏に登板、NPB最速となる時速162kmのストレートを投げました。
 この試合をテレビで見ていましたが速かったです。時速160kmの球を立て続けに投げ、ツーストライクと追い込んだ後の外角低め。このときの数値が162km/h。ボールは外角に外れていましたが、あまりの速さにバッターの松田がビュンとバットを振ってしまい、空振りの三振。球場が大きくどよめいていました。

 

 試合の方は、延長10回でクルーンは降板。延長11回と12回は山口が2イング投げました。巨人は12回表に1点をとって4対3と勝ち越したものの、12回裏に2点をとられて逆転サヨナラ負け。残念です。
 またラミレスは、この日も9回にヒットが1本出て、出場試合連続安打が25となりました。これでソフトバンクホークスの王さんが持つチーム内2位の記録に並びました。巨人軍の1位は張本さんの30。日本記録は広島東洋カープの高橋善彦さんが1979年に作った33です。
 巨人なので、巨人が負けて残念なものの各人のコメントを読んで楽しくなったので、良い試合だったと思います。ソフトバンクは、小久保選手が大ブレーキで4三振か5三振かを喫していましたし、15安打も打っていたので、あれで巨人に逆転負けしたら、ホークスファンは憤懣やる方ないといった感じだたtでしょうし。

以下、各選手のコメント

・162km/hについて
マーク・クルーン 「自分は分からなかったけどファンの反応で出たと思った。ファンの立場だったらうれしいだろうね」 
162km/を空振り三振した松田選手 「ビデオで見たけど、ボールでしたね。めちゃめちゃ、めちゃめちゃ、めちゃめちゃ、速かった」

・25試合連続安打について
ラミレス選手 「どんな記録であれ、王さんに並べたのはうれしい。最高の誇りだと思うし、きょうという日を一生忘れることはない」
ソフトバンク 王監督 「素晴らしいね。オレが25試合も打ってたとは知らなかったな。26試合の記録をつくってくれるよう、本人に伝えてよ」

松田選手のコメント、実感が伝わっていいですね。

参考記事
クルーン日本最速の日にも勝てない巨人

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マウンド上のマーク・クルーンの素顔

イチローも感心、松坂の異変に気づいていた城島

 5月27日、MLBのシアトルマリナーズとボストンレッドソックスが対戦しました。ボストンでは松坂が先発登板し、イチロー、城島との日本人対決となりました。
 試合結果の方は、マリナーズが4対3と9回サヨナラで勝利を収めました。この日のイチローの打撃成績は4打数2安打。松阪からは2打数2安打の結果でした。
 この試合、僕にとって残念だったのは松坂の途中降板。5回の投球練習で肩に痛みを感じ、そのままマウンドを降りました。その後の発表では、MR検査の結果、肩に筋肉の損傷は見られないものの、触診で肩に張りがあるので、念のため16日間の故障者リスト入りをするそうです。尾を引く結果にならないで欲しいです。
 このアクシデントで感心したのが城島の観察眼。4回、松坂が、カイロにセカンド内野安打を打たれた後、マウンドから降りてキャッチャーからボールをもらうときにでん部をさするしぐさが気になり、すぐさまイチローに松坂の異変を伝えていたそうです。
 故障はお尻ではなく肩なので、松坂のこの仕草が直接関係あるのかは、僕には分かりませんが、アクシデント降板の可能性をいち早く察知した観察眼は素晴らしい。キャッチャーとして試合に臨んでいることでの長年の習慣がこうしたことにも現れているのかなと思います。将来は、優秀な指揮官になるのではと期待してしまいます。

参考記事
イチローも感心、松坂の異変に気づいていた城島 

マウンド上のマーク・クルーンの素顔

 マーク・クルーンは2005年から2007年までの3年間、横浜ベイスターズでクロクローザーとして活躍。2005年7月19日と2006年6月10日に日本プロ野球最速の161km/hをマークしています。
 そのマーク・クルーンは2007年オフに横浜との契約交渉が決裂。自由契約選手となり、シーズン中から移籍が噂されていた読売ジャイアンツに入団しました。
 
 2008年からはジャイアンツでクローザーを任されているクルーンですが、これまでのところ少々安定感を欠くような展開となっています。5月20日までの成績は、21試合登板し、14セーブ1敗。救援失敗回数は3回。防御率のほうは2.11。
 ですが横浜時代の成績は2005年が防御率2.70、2006年が3.00、2007年が2.76。今年はむしろ頑張っているほうです。年棒が推定で3億5千万円なので多くを期待しがちですが、彼のクローザーとしての能力はこのぐらいなのでしょう。
 
 今年のクルーンは横浜時代と違って勘定をかなり露わにしているように思えます。二遊間を緩いゴロで抜けてヒットになると、セカンドのゴンザレスに向かって険悪な表情で叫んだり、きわどい球をボールとされると明らかに苛立った表情をしたり、出塁されると塁上のランナーに意識が向かい落ち着きがなくなります。それほど勝ちへの意欲が高いのでしょう。横浜では登板の機会も少なく、チームの優勝の可能性も低かったのですから。

 先日、ラジオ中継で解説の方が面白い話をしていました。9回のピッチングでランナーを出してしまい、ピンチを迎えると、一塁から小笠原選手が声をかけに近寄ってくるそうです。
 クルーンが言うには
「小笠原選手は自分に向かって「リラー、リラー」(リラックスのこと)と声をかけてくれるのだが、その顔がとても怖くて全然リラックスできない、まるで怒ってるみたいだ」とのこと。
 クルーンは横浜時代、牛島監督や吉田投手コーチに指導を受け、制球難を劇的に改善しました。ひとえに牛島監督を恐れ、素直に言うことを聞いた結果らしいです。

 クルーンは気の小さい部分があるようにも思います。救援に失敗するとロッカールームでパイプ椅子を投げて暴れたり、fuckを連発して叫んだりしますが、ニューヨークブロンクスの出身なのでそういった言動も当たり前のようにとるだけなのでしょう。
 気の小ささを克服すれば、ジャイアンツでの守護神へと昇華していきそうな、今後が楽しみな選手です。

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